手術時の切開部や事故による傷あと、自傷行為によるリストカット、やけどなどは、形成外科の手技をもちいた手術により、目立たなくする方法があります。
傷の深さや体質などの個人差もありますが、小さな傷であれば、テープや化粧、アートメイクなどでも、ある程度は隠せると思います。
しかし深い傷やケロイドなどは完全に隠すのは難しいでしょう。
傷には切り傷や擦り傷、えぐれたような傷などいくつかの種類があります。その傷の状態を見極め、適切に対処することが大切です。
また、薄い傷であればレーザー治療などでも傷を目立たなくさせることは可能です。詳しくは医師の診察でお尋ねください。
傷あと形成手術は、身体表面の傷や変形をきれいに治すことを主な目的とし、再建および美容医療(美容外科)など、専門的な知識と技術をもって治療を行います。それにより傷あとを目立たなくさせることができるのです。
傷あとができるかどうかは、傷の深さで決定され、皮膚の真皮まで損傷を受けると傷あととして残ります。
当院では、傷あとの形状によって、切除、縫合し直し、植皮、色素改善など、適切な方法で傷あとの治療を行い、現状より見た目を改善させます。
医師の技術においては、キズの予後(症状が固定するまでの変化)をどのくらい症例として、治療し観察してきたかが技量であると言っても過言ではありません。
ユイメディカルクリニック松本医院には、傷あとを目立ちにくくするための知識と技術、経験が豊富にあります。
軽い傷は通常1~2週間で傷がふさがり、赤味がかったピンクの新しい皮膚ができて目立たなくなります。
ですから一般的には深い傷ほど目立つ傷あととなり、のちのち整容的に問題となります。
傷あとの程度は、傷の性質や部位、傷を受けた方の体質によって治り方(経過)に違いがでます。
手術の傷などの縫った傷は、炎症期、増殖期、成熟期を経て治っていきます。
手術から3日程度で傷口が閉じますが、皮膚下では炎症が続いています。この期間に、ケロイド・肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)になる要因が加わると、炎症が継続し、赤く盛り上がった目立つ傷あとになることがあります。
当院の形成外科や美容外科で学んできた医師による手術は、切り方や使用する糸、縫合方法に傷を目立たなくする技術といくつかの術式があります。
患者さまの傷あとの大きさや場所に合わせて、より良い方法を医師から提案させていただきます。
まずはカウンセリングにお越しください。
皮膚が引きつれたような傷には特に効果的です。
手や足、ワキなど関節にまたがる火傷の瘢痕拘縮(はんこんこうしゅく)、帝王切開などの開腹手術、縫合後の傷あとの修正に期待できます。
Z形成術は目頭切開など他の治療にも用いられる方法です。
皮膚のシワと直角に交差するような傷あとの修正に効果的です。
特に頬やおでこなどの顔の曲面に傷あとがあり、シワを横切るような傷あとは、陰ができて目立ちますので、傷あとをW型に作りかえ、影を分散させることで、目立たなくさせます。
熟練の技術と経験で、傷あとが皮膚にできるシワにできるだけなじむように修正します。
カウンセリング・診察 | 約30分 |
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施術・手術 | 約30分~60分 |
会計・予約など | 約15分 |
事前にご予約いただいた時間にご来院ください。(ほとんどの方が1回目の診察後に、ダウンタイムが取れる日程で手術の日をご予約されます)
仕上がりをシミュレートし、患者さまにご確認いただいたのちに、マーキングを行います。
気になることは遠慮なく聞いてください。
その後手術に取り掛かります。
麻酔を行います。麻酔の針も極細の針を使用し注射時の痛みを抑えます。
施術に応じて適切な麻酔を使用しますので、手術中に強い痛みを感じることはありませんのでご安心ください。
患者さまのお気持ちを察し、寄り添うように心掛けています。
医師・看護師から術後の処置、注意事項をお伝えします。
不明点は遠慮なく聞いてください。
術後は誰でも不安になりますが、必ずきれいになりますのでご安心ください。
手術後は麻酔の効果が落ち着き次第、ほとんどの場合は、終了後すぐに帰宅できます。
お帰りの際に次回のご予約をお取りください。
手術から1週間を目処に抜糸のための再来院が必要となります。
医師の指示に従ってアフターケアをお願いします。
また術後しばらく経ってご不安な点などがございましたら、お気軽にご連絡ください。
医師との確認後、ご連絡・対応させていただきます。
手術日は、ご自身の運転でクリニックに来られるのはお止めください。
当日はゆったりした洋服で御来院ください。
術後の内出血を予防するために圧迫固定を行います。
手術の当日は、できるだけ安静を保ち、お身体に負担がかからないようにしてください。
治療内容により、局所麻酔や麻酔クリームを使用する場合、麻酔の副作用として、発赤、かゆみ、アレルギー、ショックなどを起こす可能性があります。
個人差があります。
腫れは2~5日がピークで、1週間ぐらいかけて徐々に落ち着きます。
傷あとも時間の経過とともに、徐々に目立たなくなります。
内出血が起きた場合は、時間の経過とともに消失します。
初診時にご相談ください。基本的には下記の場合施術をお受けできない場合がございます。
当日は控え翌日からは治療した部位を濡らさなければ、シャワーは可能です。1週間後に抜糸を行いますので、抜糸後は、濡らすことができます。しかし湯船に入るのは腫れが引くまでお控えください。
手術中は局所麻酔を使用しますので、手術中の痛みはありません。
個人差と手術の場所にもよりますが、腫れた場合は、2~7日がピークで、抜糸を1週間後に行いますので、その後は落ち着いてきます。内出血が起きた場合は時間の経過とともに消失します。
日帰りでお帰りいただけます。1週間後に抜糸のためにクリニックに来ていただく必要があります。
切開した部位は、抜糸後数日まではお控えください。
手術の治療部が身体の場合、ご自身が気にならなければ、翌日からの仕事や外出は可能です。お顔など目立つ部位の場合個人差はあり一概には言えませんが、サービス業などで、接客をする方は、抜糸後まで、または腫れや内出血が治まるまでは、お休みされることをおすすめします。
手術の場合は、運動や飲酒などの血流を活発にする行為はしばらくお控えください。
サイト上の表示料金はすべて税込の金額です。初診の患者様は「初診料3,300円」がかかります。
片目 | 275,000 円 |
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両目 | 440,000 円 |
切除範囲長径 1cm | 55,000 円 |
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