ゴツゴツしたおでこを丸くしたい、高さを出して整えたい、効果も半永久的に維持したいという方には、前額プロテーゼがおすすめです。
プロテーゼを入れることにより、額に丸みを与え、女性らしく若々しく印象をつくり出します。
髪の中を3cmほど切開しシリコンプロテーゼを挿入しますが、プロテーゼの利点は、髪の内から手術を行うため、傷跡は目立ちにくい点です。

加齢によって、こめかみが痩せてくると不自然な凹みというだけでなく、老けた印象を与えます。
効果も半永久をご希望される方には、コメカミのくぼみを計測して、形を合わせたシリコンにプロテーゼを挿入することもできます。
骨膜の下に挿入しますので、プレートが動いたり段差ができたりする心配はありません。
傷跡は髪の毛に隠れるところのため、目立つことはありません。

実際にプロテーゼを入れてみたものの、経年とともに形が気に入らなくなってきた、あるいはズレてしまったという場合は、残念ながら抜去が必要です。
形を修正したい場合は、プロテーゼの入れ替えを行います。

ヒアルロン酸をこめかみやおでこに注入します。
おでこは丸くボリュームを出し、こめかみは凹みを改善してゴツゴツしたイメージを解消し、若々しい印象にできます。
ヒアルロン酸は時間の経過とともに体内に吸収されていくため、異物として体内に残ることはありません。
いずれ完全に戻りますので、手軽なプチ整形と言えます。
また、ヒアルロン酸はもともと体内にある成分なので、アレルギーの心配もありません。

目の下部分の頬をふっくらさせるために、プロテーゼを挿入することができます。
可愛らしい印象になり、間延びした顔を引き締まった印象に整えます。
また、加齢によって、ゴツゴツした印象を変えるエイジングケア効果や頬骨が目立つ状態も修正できます。
骨膜の下にプロテーゼを挿入します 頬の膨らませたい場所によっては、皮下組織に留置することもあります。

ゴツゴツした印象を与える頬のコケや、高さを出したい頬などにも注入することで、外国人のようなメリハリのあるお顔も目指せます。
ヒアルロン酸によって、頬を高くすると、若々しく見えるようになります。
さらに法令線に乗っかっていた脂肪も、頬の高さを出すことで、引き上げられるので、ほうれい線、マリオネットラインなど複合的に改善される効果もあります。

バッカルファットとは、頬の上部を中心に広い範囲に広がる脂肪のことを言います。
バッカルファットが原因で頬が張りすぎていたり、たるんでいたりする場合に、スッキリとさせる治療です。
若い頃のバッカルファットは顔の高い位置にありますが、加齢とともにバッカルファットが下垂してきます。
するとほうれい線の原因になったり、ブルドックのように口周辺の頬が膨らんだりしてきます。
これを改善させるために、バッカルファットを抜き取り除くのです。
奥歯辺りの頬粘膜を１ｃｍほど切開して、口腔内からバッカルファットを摘出しますので、皮膚表面に傷は残りません。
バッカルファットを除去後は、多くの場合頬のたるみやほうれい線が改善されます。
また、たるみが本格的に現れる前に除去をしておくと、たるみの予防にもなります。

エラ（下あごの外側部分）が、昔より大きく張ってきたという場合、長年噛む動作や食いしばりなどで、筋肉が発達し、エラ張りを生じていることがほとんどです。
その大きく厚くなった筋肉を縮小させるには、筋肉縮小注射（ボトックス注射）が有効です。
筋肉の肥大した部分に注射をするだけで、時間の経過とともに筋肉が縮小して、エラ張りが改善します。
効果は1回目の注射後１ヶ月くらいからです。エラの筋肉は使い続けるため、再び戻ってきますが、また注射をすることで縮小します。

脂肪溶解注射は、脂肪を減らすことによって、輪郭を理想に近づける方法として手軽な治療です。
治療効果も早い方で、３日～1週間程度で脂肪溶解したことが実感できます。
当院ではBNLS neoという薬剤を使用しますが、天然ハーブを主成分としていますので、身体にも安全で、医療機関で広く使用されています。
BNLS neoはお顔の気になる部位に注射することで、脂肪を分解して脂肪細胞数を減らしますので、お顔の輪郭をシャープにします。
溶解した脂肪は、汗や尿などと一緒に体外に排出されます。
本来、手術しないと改善できなかった、瞼や目の下の脂肪、鼻先、小鼻の丸み・厚みなどにも使用でき、脂肪細胞自体が減るためリバウンドもありません。

おとがい部（あごの先）にヒアルロン酸を注入して高さを出して、理想的な美しい横顔を作ります。
お顔の理想的な横顔のバランスを判断する基準として、Eライン（エステティックライン）というものがあります。
美しい横顔のラインは、鼻の頭から→唇→アゴまでを結ぶ線が直線になるというわけですが、日本人は骨格的にアゴが引っ込んでいる場合がとても多いです。
そこでおとがい部にヒアルロン酸を注入して高さを出すと、あごの先と鼻先の位置関係が良好になり、綺麗な横顔のフェイスラインができます。
ヒアルロン酸はもともと体内にある成分なので、アレルギーの心配もありません。
また、ヒアルロン酸は時間の経過とともに体内に吸収されていくため、手軽なプチ整形と言えます。

アゴプロテーゼは、ヒアルロン酸ではこと足りない、あるいは長期的に形を維持したいなどの場合は有効な治療です。
また、出っ歯のように見えてしまうお顔の方は、実は歯が出ているのではなく、あごが引いておりバランスを崩しているということがあります。
アゴプロテーゼの挿入は、口腔からアプローチします。下唇の裏側の付け根を2～3㎝ほど切開し、骨膜を剥離して骨の上にアゴ用のプロテーゼを留置します。